☆☆瀬戸 流平です☆☆2011年秋よりリタイヤ生活に入りました☆☆

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団塊世代について

小説「団塊の世代」



小説「団塊の世代」 「堺屋 太一」 著小説「団塊の世代」は1975年に執筆されましたが、この時点から6〜7年刻みで4話を組み、2000年までの経済社会変化を「事件を通して語る」という予想小説の形態で書かれています。

 そして恐ろしいほど的中していると高く評価されています。一度読んでみることをオススメいたします。

その内容を簡単に紹介します。 

 第一話 1982年から1984年

中堅電機メーカーが新規事業を求めて、あがき苦しむ姿を描いています。

38歳の主人公はコンビニエンス・ストア・チェーンを発案しますが結局、自分がその店主にされてしまいます。

1975年の執筆当時としては、コンビニエンス・ストアは日本にまだ定着していない時代でした。 堺屋先生は、アメリカの雑誌ですでに情報を得ており、やがて日本に定着すると読んだわけです。

意見を出さないと、問題意識はないのかと怒られ、

出すと、自分がやらなくてはならなくなること。

どっちにしてもいい方向には進まないこと。

だから逃げ道のない世界。

当時の自分の状況とイメージが少しオーバーラップします。

 

 第二話 85年から86年

中堅自動車メーカーが舞台です。

80年代には自動車メーカーの間で勝ち組と負け組みがはっきり分かれると予測していたのです。

実際に工場閉鎖が多くありました。

膨れ上がる中堅社員を多く抱え、新規事業に次々と乗り出した時代です。

何かをしなければという成長期末期によく見られる「組織的焦り」の現象です。

やがて、あのバブルを生み出すことになったのですが、境屋先生は10年前に予測していたのでした。 

 第3話 90年代の初めの金融機関が舞台

金融リストラが始まる主人公は入社20年を過ぎた銀行マン。

1975年の執筆当時は、金融機関がリストラするなんて官僚でも誰一人として信じようとはしなかったといいます。

しかし、実際には、リストラだけではなく大手銀行の国有化までありました。

第4話 2000年

50代に達した財務官僚が年金や福祉の増大から財政難に突き当たりその深刻さに暗澹となるというお話です。

そんなこと誰でもわかることだったのに耳を貸さなかった官僚たち。

今も昔もかわらない縦割りの自分の都合にいい統計だけしか見ない官僚のおごり体質。

官僚発想はこれからも続いていくことでしょう。

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